みぃのだいありー

わたしなりののんふぃくしょんだいありー

にがつにじゅうよっか(水)

朝起きるなりLINEが入ってて

母が男とデートするから娘との話し合いはしないと

「だからあんたは来やんでもええでー」

 

二日前から家庭内喧嘩勃発。今回は確実に母が悪い。

 

毎度毎度の酒癖の悪さで

妹に店の間、迷惑をかけてて

ついに妹がキレてしまった。。。

 

妹は今晩彼氏とスキー旅行に出るようで

今日しか話し合えない。

こんな気持ちのまま二日間過ごすなんて

母も妹も良い筈はない。

 

でも私も一度は、「また男かよ、もう勝手にして」と

求職中で彼氏のお弁当を作り、送り出した私は

二度寝を決め込もうかと布団にもぐり愛犬を探して抱きしめていたが

このままではいけない気がして

母に電話し話し合うよう説得した。

 

母は妹が怒っているから

「今はそっとしておかないと娘を失うかもしれない」

と感じてしまっているようだった。

 

ただでさえ最近年上の彼氏ができて

その男にべったりになってしまっている妹の事だから

今回の喧嘩がこじれたら、ついにその男と部屋を借りて

出て行ってしまうのではないか

そうなってしまうぐらいならば、妹の怒りが収まるまで

このまま冷戦しておきたい

と思ったようだ。

 

私にはまだわからない母親だからこその気持ちだろう

多くの母親は共感するのではないだろうか

「何があっても何をしたとしても我が子を愛する事を止めることはない。でもこんなに早く大きくなったことは許さない。」

 引用:デスパレートな妻たち セリフ

 

私も実家に着いた後、話し合いが始まり

その間私は二人にカルボナーラ作って最中に振る舞った。

 

話し合いはスムーズに進んだが、

やはり怒っていることもあり口調はきつかったが

妹の口から出てくる言葉の奥に

母を心配する気持ち

もっと男や客に言い返してもっとプライドを持ってよ

ということだった。

 

妹の話を聞いて

店の営業中どんなに周りを見て行動しているか

母の性格を熟知しているからこそ腹が立つことなど

色んなことが分かった。

 

本当にいつこんなに成長したのか、驚きがたくさんだった。

姉の私が感じるほどだから、母は本当に驚いただろう。

 

話し合いが終わった後、

妹が「話合いできてよかった、このまま旅行行くの嫌やってん」

と言ったのを聞いて

ほっとしたのか母もいつもの母に戻ってくれた。

 

母は父のせいで話し合いをすることを良いことだと思っていない。

母が昔、しゃぶ中だった父にさせられていた話合いは

話合いではなく、父のたわごとを何時間も聞かされることだった。

 

当時はまだ子供だったため

母を助けることも何が起こっているのかも

知らなかった私ができたことは

唯一、学校が終わったら学校から走って一刻でも早く帰って

暴れていないか父も母も出て行ってないかを

確認する事だった。

帰宅するとリビングまで走っていき、

そこで学校に向かう時と同じ状態で座って

一発触発な雰囲気をまとっている二人

 

子供ながらに父の怒りに触れないよう

母の様子をちょけながら伺い

 

父が笑いながら「みぃは優しいな、そんなに気ぃ使わんでもええのに」

といって席を外し

母はため息をついて疲れた様子でタバコに火をつける

 

そんな状態が何年も続いていたのに

今更母に健全な関係や

話し合いをすることを進めるのは

果たしていい事なのか。。

 

いつも考えてしまう。

 

これから家族で乗り切るべき課題がいくつもある。